ズボンの型紙についてかんぺきに理解した
ズボンの前側はなんとなく分かるけど、後ろ側の型紙がよくわからない。
なぜかあちこち斜め。
平面製図の本を見ても「6cm上げる」とか書いてある。なぜ体型は千差万別なはずなのに6cmなのか1cmや10cmではだめなのかわからない。
製図だとこんな感じになるようです。
まずまたぐりのところでカットして、上半分を斜めにする。
この斜めにする意味はドレーピングをしてみるとわかりました。
しゃがむときにお尻側が引き攣れるのの対策のようです。
たくさんゆとりを作るとしゃがむ時に楽ですが、立った時にお尻がダブダブするので悩みどころ。用途や体型によって変えたりするとよいかも。
ということで斜めにする意味は分かったけど、なぜ斜めにするとまたぐりラインも斜めになるのかが分からなかった。
製図の本をみても型紙操作のやり方は書いてあるけど理由の解説がない。
立体裁断の本だとこんな感じで、微妙な斜めなのでわけがわからない。。
いろいろ考えて、平面製図では簡易的に作っているだけで、本当は各ラインに相関関係は無いということに気づきました。
なーんだ。
つまりドレーピングをしてなんやかんや工夫して一番綺麗に収まるところが正解ということでいいのか。
ちなみにこの本のズボンの項がすごく参考になりました。
ドール用の本ですが、小さいぶん写真がわかりやすい。どこをどうすればイメージ通りの服が作れるかも細かく書いてある。これのシリーズのドール用和裁の本もかなりわかりやすかったです。
人間用の裁縫は商業的に大量生産するためのノウハウが根底にあるので、一点物の個人制作の場合はドール用の本のほうが欲しい情報があったりしました。