トルソーにくるくる巻き付けてささっと服を作るドレーピング。
本当はドレーピングの後にいったん型紙をバラしてアイロンをかけてという手間があるのですが、
トルソーに巻き付けた布、もうすでに服では???
ということで、そのままザグザグ縫うと型紙作り無しにダイレクトに思った通りの服ができてかなり楽しい。
今回はそんなズボラ式ダイレクト縫製をする時のまち針の使い方です。文章だと複雑なようですが、すごく簡単です。これさえできればドレーピングした布を直接縫えて便利!
まず、トルソーに布を巻き付けてピン打ちするとこんな感じになると思います
わかりやすいように上と下で布を変えてあります
この白い布の折り曲げてある部分を縫いたいわけです。
まず、まち針を縫い目に垂直にぶっさして、3枚の布を貫通させます。
そしたら次に、布を折り曲げてある方向(この写真だと右側)にピンを倒して、下の2枚だけにピンを刺します
完成!
全てのまち針をこのように刺し直したら、上の布(この画像だと白い布)を開くと……
折り目のところにうまいこと目印ができてる!
こちらのやり方は『18世紀のドレス』という本に載っていました。宮廷ドレスを作る伝統的な方法のようです。