やっとできたー。
私は着物で全力ダッシュするし階段二段飛ばしも側溝ジャンプもするし重い荷物をもって4キロくらい平然と歩くし着物を着てるくせに足で電気をつけたりもします。
着物とか以前にいい年した大人としてどうなのというのは置いといて、それくらい動いていると着物の裾がはだけるのはもちろん、足も結構痛くなります。下駄については上野や新宿の外国人向けお土産屋さんに売っている安い下駄で解決したのですが、問題は足袋です。足袋の裏の硬い縫い目が足の裏にあたって靴擦れのようになり、白足袋が赤旅になるスプラッタなことが起こります。痛いです。
自分の足にぴったりな足袋をおあつらえすればいいのかもしれないけど、普段使いの消耗品に何万もかけるのはさすがにちょっと…色柄もあまりないし。
ということで、足袋を自作しました。
布は手芸屋さんで売っている綿ローン。安くてかわいい柄がたくさんあります。薄手なので耐久性が心配でしたが足袋は二重にして縫うのでむしろちょうどよかったです。
そしてポイントは足裏の布地です。
普通足裏は硬い幌布で作るのですが、ここも綿ローンで作りました。さすがに一枚では薄いかなと思って二重にして、キルトのようにミシンをかけて使いました。お店でおあつらえしても、足底用の布は単色ばかりなのでかわいい柄を選べるのもうれしい。布に柔軟性があるから下駄を履いてもあまり滑らず安全です。さらなるグリップを求めてすべり止め用のゴムを塗ってもいいかもしれません。そうしたらもはや地下足袋かも。
足裏の縫い目も柔らかくて、いくら歩いても痛くならない♪
今回あえて型紙補正無しで作りましたが全然平気。親指が太いのでこの型紙で普通に作ると親指が入らず踵を踏んでしまうのですが、今回は大丈夫でした。布が柔らかいのでなんとかなるようです。
また今回、こはぜではなくてリボンで止める形にしました。こはぜだと知らないうちに外れてしまったり足がむくんで入らなかったり逆にゆるすぎたりといろいろ面倒なのですがリボンならきゅっと固定してくれて安心。
とりあえず普段使いの足袋に関しては薄手の綿とリボンが最適かなと思います。
これミンネで売れないかなと思ったけど、足袋はサイズがいろいろだから難しいかな。型紙から作成するオートクチュール足袋とかならいけるかもしれないですが本業とのかねあいで多分製作期間が半年とかになりそう。。。
ミンネとクリーマで腰ひもとか売っています。
以前書いた裾はだけ問題への華麗なソリューション(笑)はこちらです。