前回、opentoonzのダウンロードから日本語化まで行いました。次は簡単な手描きアニメーションを作ってみます。
まずは画面を使いやすくカスタマイズしましょう。
画面を見やすく
サブ画面を消す
OpenToonzを起動するとメイン画面の上に重なるように出てくるサブ画面をとりあえず消してしまいましょう。
タイムシートを出す
上のメニューバーから「ウィンドウ」→下の方の「タイムシート(X)」をクリック
ででんと真ん中にタイムシートが出てくるので、これをクリックしつつ左側に持って行って赤いラインがでたところで離すとこんな感じになります。
できた。
ここがイラストソフトでいうところのレイヤー的なものになります。
ここにペイントソフトのようなノリで絵を描いていくとgifアニメーションのようなものが簡単に作れます。もちろん本格アニメのようなイラストをインポートしたり、キーフレームアニメーションを作ったりいろいろできるらしいですが、さしあたりおばちゃんとしては手描きパラパラ漫画を目標にしようと思います。
編集しやすくする
さてレイヤー的なものの透明度的なものを操作します。訳が分かりませんがとりあえずやってみましょう。
さっき出したタイムシートの左端を右クリック→オニオンスキンを有効化。
これで準備は完了です。
さっそく作ってみる
1・タイムシートの1のところが青くなっているのを確認して、真ん中の画面に何か書く。とりあえず何でもいいので適当に書いてみます。
2・タイムシートの2を選択してまた何か書く。
このとき、さっき書いた絵が薄赤で表示されるのでやりやすくなります。これがさっきやった「オニオンシート有効化」です。
うごかす
さっそく動かしてみましょう。
右側の画面をクリックしてから、下にある再生ボタンをクリック。ループ再生をクリックするとループします。
こんなわけのわからないアニメーションができたと思います。一応ロウソクの炎のつもりです。
あとはこの応用でパラパラ漫画方式のアニメーションが作れます。
その他の基本操作
画面の拡大縮小
ctr+スクロール
画面の移動
左クリックしたままドラッグ
フレームを消したい
右クリック→削除
速度を変える
右下の数字をいじる。
デフォルトは24ですがパラパラ漫画をつくるなら10くらいがいいのでは。
あとは左側のバーから色を変えたり塗りつぶしたり、普通のペイントソフトのように使えます。
Opentoonzではこのほか、本格的なセル画アニメーションやぬるぬる動くキーフレームアニメーション、フォトショップなど他のソフトで描いた絵をインポートするなどいろいろできるそうですのでおいおいやってければと思います。
参考記事
suisenkakimono.hatenadiary.com