こういうのができるようになったのでやりかたをメモ。
光の向かう方向、いわゆるレンブラント光線をblenderでもつくれました。
cyclesのほうがきれいにできるらしいけどうまくいかないのとPCがすごい音をたてるのでeeveeでレンダリングしてクリスタで加工するお手軽作戦でいきます。
まず、こういう感じのをつくってみます。
適当です。窓と物があればなんとでもなる。
テクスチャなどお好みで適当に設定。
そしてライト。
sunを窓から差し込む方向に設置
この状態だと普通に窓からの影が落ちるだけ。
これをレンブラント味にしていきます。
まず全体をすっぽり覆うでかい正方形を追加
正方形でなくてもなんでもいいのですが、とにかく作った部屋全体をおおうオブジェクトを作る。
そしたら作ったオブジェクトにマテリアル設定をしていきます。
いつも使うのはプリンシパルBSDFですが、今回はプリンシパルボリュームというのにします。
ボリュームとボリュームを繋ぐと、さっきの四角がボヤっとした煙のようになります。
黒くて何も見えませんが、densityを下げるとぼんやりと見えてきます。
うっすらとレンブラントってる!
あとはこのdensityを調整するためのカラーランプを追加
ぎりぎり見えるな?というところまで黒を上げます。
あとsunライトも強くしてみたりします。
あとで調整するので、とりあえず光の筋が見えてればよし。
ライトの色を黄色っぽくすると夕焼け感が出てよいような気がします。
ちなみに現時点でcyclesでレンダリングするとこんな。
ノイズが目立ちますね。ライトやカラーランプを調整すればきっときれいになるのでしょうが時間がかかるのでeeveeで出力してクリスタでレタッチすることにします。
てことで、eeveeでいろいろ出力。
ちなみに、左上のviewからレンダリングすると、今見えている画面をレンダリングできます。
とりま、この二つを出力しました。
あとはこれをクリスタにもっていってレイヤーモードをいろいろ変える。
オーバーレイ(万能)、乗算(暗くしたい)、スクリーン、ソフトライト、ハードライト(明るくしたい)
のあたりでだいたいなんとかなる。
グリザイユ画法のノリでどうにかする。
グリザイユと言えばオーバーレイですが、乗算やスクリーンを重ねるとリアルになってよい。
また、もやもやのほうの画像を色調補正で明度やコントラストをいじってもよい。
できあがり。