あのゲーム遊びたいな…
どこのボドゲカフェに置いてあるかな??
そんなときにさくっと検索できるサイトがあるといいなーということで作ってみたい体験記のその2です。前回の記事はこちら。
suisenkakimono.hatenadiary.com
ボドげんさくん(仮)は本当に便利か?
今回は、ボードけんさく(仮)の製作が(私のしょぼIT)技術的に可能だったとして、果たして存在意義はあるだろうか?という部分を考えました。
既存システムとの比較
たとえばボードゲームのデータ量としてはボードゲーマさんなどいろいろあります。ボードゲーマさんに載ってないボドゲはないんじゃないか?というくらい。いまさら私が手作業でぽちぽち入力してもたぶん一生かかっても追いつけないです。しかも、ボードゲーマさんは既に「ボドゲカフェの所蔵ゲームを検索できるやーつ」機能がついてます。
なんだじゃあこれでいいじゃん!囁きノ館やりに行こ!
て感じなんですが、こちらの最大の欠点は
本人しか登録できない
というところです。
カフェのスタッフさんが登録してくれなかったボードゲームは探せません。でも膨大なゲームがある中でスタッフさんが全てを登録するというのは無理があって、検索に抜けや漏れが出てしまいます。
実際ポルドはリトルケイブ高円寺にあるけど出てこない…
実際ポルドはリトルケイブ高円寺にあるけど出てこない…
なのでカフェ関係者でない一般のお客さんが自由に登録できるシステムがあるといいなー…というのが「ボドけんさく(仮)」の出発点ですがはたしてそんなにうまくいくのか。そもそも大手さんがやってないということはなにか致命的な欠点があるのではないか。
と思ってツイートしたところ、信頼性という問題点が浮かび上がってきました。
ボードゲーマさんの機能を教えてもらったところ。twitterの人たちの知識量すごい…
ぼど検索君(仮)の最大の欠点
誰でも自由に更新できるとなると古い情報がそのままだったり、記載ミスだったり、勘違いだったりと、なかなか正確な情報を集めるのが難しい可能性が高いです。その点、カフェの中の人が更新するボードゲーマさんならほぼ100%正確です。
なーんだ、じゃあやっぱりいらないじゃん。さっさと囁きノ館やりに行こ。
と一瞬思ったのですが、不正確な情報でもそれなりの価値はあるのではないか?と思い直しました。
たとえば「ポルド第一巻をやりたい!」という優しい方がいたとして、ボードゲーマで検索してもヒットしません。ポルドはゲムマ秋まで再販がないので、現状でポルドを遊ぶにはポルドを買ってくれた30人の人を探し出して友達になってボドゲ会を企画して持ってきてもらう、という相当な手間が必要になってしまいます。
「どうしても小人さんたちのスチームパンクな冒険を今すぐ遊びたい!半年も待てない!でも30人のうちの一人を探し出すとか無理だし面識ないのに話しかけられないし待ち合わせできるコミュ力なんて無い!」
という人がもしかしたら世界に一人くらいいるかもしれない。
いや普通に私に問い合わせてくれればウキウキでポルド会を企画しますがそれでも関東限定になってしまいます。あとは近所のボドゲカフェにかたっぱしから電話をかけて「ポルドありますか?無い??置いてください!!」とやるしかない。やってもらったら私としてはありがたいですが(^^;)
そういう時に「ボドけんさ君(仮)」でリトルケイブ高円寺店がヒットすれば、少なくともリトルケイブ高円寺店にはポルドがある可能性がある、ということは分かります。そうすればあとはリトルケイブ高円寺店に電話して「ポルドありますか?ある?二巻も置いてくださいなんなら10個くらい置いてください!!」とやればいい。
つまり、多少不正確な情報でも、ある程度の精度さえあれば一定の価値はあるのではないか、と思います。
まとめ
- ボド検索(仮)にはある程度の価値がありそう(な気がする)
- でもいまいち確信が持てないからとりあえず自作してみて反応を見よう
- 外注するほどの予算は無い
月末に囁きノ館で遊べることになりました!
持ってきてくれる方ありがとう(^▽^)