いろいろ作ってみよう・水仙花

ミニチュアやCGやキモノなどいろいろ作ってます

地面の描き方をある程度会得した

あらすじ

地面を描いたらこうなったのでどうにかする歩み。

これ↓をどうにかしたい。

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とりあえずパースを考えて、遠くのものは小さく密集/近くのものは大きくまばらに、を考えつつ地面を塗ってみたのがこちら。

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色が不自然すぎる…

 

ということで、今回は写真を用意してスポイトツールで色を選びながらやることに。

用意した写真はこちら。

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フリー素材ではなかったらしいのでモザイク処理しておいた。実際はモザイクのかかっていない写真でやりました。でもモザイク処理すると色が分かりやすくていいかもしれない。

 

まずだいたい地面っぽくする予定のところを塗る。はみだし気味に大きく塗っておく。

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パースを意識して濃い色でギザギザ塗り。

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こうなった。

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ちなみに今回使用ソフトはGIMPというフリーソフトです。ブラシツールが使えるようになりました。一気にそれっぽい!

 

次に同じブラシで細かくギザギザ消し。

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なんとなくパースを意識したひし形っぽいものができた。

これをギザギザ×2塗りと命名

おそらく筆圧調整のできるペンタブならひし形が簡単に濡れるだろうけど今マウスしかないので編み出した方法です。

 

 

次に、明るい色でギザギザ×2塗り。

 

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さらに明るい色でギザギザ×2塗り

あと手前に白い点を描いた。小石のつもり。

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なんとなく地面っぽいもののできあがり。

 

 

ここに同じくギザギザ×2塗りで草も書き込んだ。

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えっすごくない???

 

 

これが

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↓↓↓

こうなった!

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教訓

  • ブラシ
  • パース
  • 写真から色をピックアップ
  • ギザギザ×2塗り

この4つを意識すれば地面でも草むらでも草原でもわりと描ける!

このレベルを水彩画や油絵で描こうと思ったら結構な修行が必要な気がするんですけどCGならだれでもやり方通りにやればできる。かがくのちからってすげー。

 

 

次の課題としては、光源の表現、空気遠近法、あたりだろうか。あと地面以外のものも描けるようになりたい。

 

 

 

 

 

 

 

地面の描き方を考えるつづき。

あらすじ。

地面の絵を描いたらこんなになったのでなんとかしたい。

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前回の記事でパースを考えたら少し良くなった。

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なんとなく近くと遠くが分かる。

で、この茶色いぎざぎざ模様はなんなん?と思って実際の地面を観察してみたりして、たぶんこれは地面の細かい凸凹を表現してるのだと思った。

 

つまり自然な地面は平面ではなくて、薄いカステラを敷き詰めたみたいな凸凹がある。

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薄い色のところが凸で濃い線の部分が凹。

 

 

つまり、こういうパースを意識したひし形をカステラだと思ってみる。

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そのイメージで色塗りしてみたのがこちら。

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だいぶ地面っぽい!

なにせ初めはこれだからな…

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でもなんかコントラストがきっぱりしすぎて砂漠みたいなので次回色味を調整します。

たぶん絵を描くときに大事なのは設定で「この地域は雨が多くて広葉樹が多いから土は黒っぽくて湿った腐葉土」とか思いながら資料を集めて描くといいような気がする。

 

超初心者が地面を描けるようになるまでの歩み(願望)

前回のあらすじ

背景イラストが壊滅的に下手。

地面はいまこんな。

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こいつをどうにかしたいわけです。

とりあえず、パースなるものを考えたほうがいいんだと思った。

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近くの者は大きく、遠くのものは小さくかつ密集して見える。

 

つまり、地面のでこぼこはこうだ!

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さっきよりはちょっとそれっぽいような気がしないでもない。

 

一応考え方としては、地面を近・中・遠の3つに分類して…

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近くは太く、遠くは細くぎざぎざさせた。

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ぎざぎざ。

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それから消しゴムでこまかくぎざぎざさせてひし形っぽくする。

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ちょっとそれっぽくなった!

 

 

…で、このひし形なんなんだろう……

それが分からないと地面にひし形のマットを敷き詰めただけの絵になっちゃう…

 

次回はなぞのひし形の理由を考えて地面をそれっぽくしていきたいです。

 

背景イラスト上達の歩みを記録する(したい)

個人的なメモです。カラーCG背景があまりに苦手なので「むしろここから上達するまでの道のりを記録したらすごい成長がみられるのではないか」というもくろみで記録をはじめました。

 

描き方とかわからないので本を買ってきた。

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ファンタジー風景の描き方

 

ハイレベルすぎてよくわからなかったので、一番最初に書いてある草むらと地面を書いてみようと思った。

使用ソフトはazpainter2という10年くらい前のフリーソフトで、シンプルで使いやすいがこれでいいのか…

 

とりあえず、草むら第一号君。

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小学生がクレヨンで書きなぐったみたい…

ちゃんとした背景の描き方の本を見ながら描いたと信じてもらえなさそう。私の画力の問題なので、本はちゃんと役に立つ内容です。

いやでも、ここからだから!社長のミラクルが起こる(かもしれない)から!

 

という第一歩の記録でした。

 

 

現状の課題を鑑みるに

  • ブラシってなんぞ。
  • 「適当に線を引く」が分からない

の2つだと思った。

最近のCGソフトでは一発で洞窟や高層ビルや森林が描ける「ブラシ」という機能があるらしいです。どういうものか分かっていません。azpainterにあるブラシは普通に線を描くためのものなのでおそらく根本的に違うっぽい。

それと「適当に線を引く」とさらっと書いてあるけど、適当にいい塩梅に描けるのは頭の中にちゃんと構図があってどこにどんな線を引くべきか分かるからこそ「適当」ができるんだと思うんです…

 

たとえば地面の塗り方は

茶色を塗る→上から濃い色を適当に塗る

なんですけどそうするとこうなる。

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理屈が分からないからまんべんなくベタっと塗ってしまうのだけど、多分作者の言っていることはこういうことじゃないと思う…

 

改めて本を見直してみると、一番最初に「光源を意識する」というのが書いてありました。おそらくベタっと塗ってしまうのは光源を意識していないからだと思う。この地面のどのあたりがどれくらい明るいのか?を考えるのが大事なのでは。

 

つまりこういうこと…?

 

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ちょっと極端にやりすぎたけど、基本的にこんな感じにぼかしをいれるといいのでは。

 

やってみた。 

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あとは「適当に線を引く」だな。たぶん地面の凸凹を光源を意識しながら描いていくのが「適当」の真意なんだと思うんだ。 

 

 

つづく…かもしれない。

 

 

Open Toonzでメッシュ変形やボーンアニメーションを作ってみた

前回、OpenToonzという2Dアニメーションを作れるソフトで簡単なパラパラ漫画を作ってみたのですが、今回はもうちょっとぬるぬる動く感じのが作りたくてやってみた。

 

OpenToonzにはメッシュ変形というのでキーフレームアニメーションが作れる…とか言われても意味が分からないのでとりあえずやってみます。

 

opentoonzのメッシュ変形のやりかた

 

なんか描く。

そして塗りつぶす。色も形も適当です。

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メッシュを生成

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1左下の「プラスチックツール」

2左上の「メッシュを生成」

3メッシュのエッジの長さを適当に下げる

4適応

 

ボーンを入れる

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上のほう「モード」を『ボーン作成」に。

 

こんな感じにボーンを入れる。後から修正できるので適当です。

 

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うごかす。

モード→アニメート 

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さっき作ったボーンを動かすと動く。

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思ってたんとちがう…

 

ちがうやろメッシュってのはもっとこう…こう!

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私がしたいのはもっと自由に形が変わるモーフィング!

ていうかフォトショやGIMPにおけるメッシュってモーフのことじゃん!opentoonzのメッシュはただのボーンウェイト!いや便利だけども!紛らわしい…

 

というわけで、次回はおばちゃんの心の中のメッシュ、opentoonzにおける中割というやつを書きたいと思います。

 

OpenToonzで簡単な手描きアニメーションを作ろう準備編

前回、opentoonzのダウンロードから日本語化まで行いました。次は簡単な手描きアニメーションを作ってみます。

まずは画面を使いやすくカスタマイズしましょう。

 

 

 

画面を見やすく

サブ画面を消す

OpenToonzを起動するとメイン画面の上に重なるように出てくるサブ画面をとりあえず消してしまいましょう。

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タイムシートを出す

上のメニューバーから「ウィンドウ」→下の方の「タイムシート(X)」をクリック

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ででんと真ん中にタイムシートが出てくるので、これをクリックしつつ左側に持って行って赤いラインがでたところで離すとこんな感じになります。

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できた。

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ここがイラストソフトでいうところのレイヤー的なものになります。

ここにペイントソフトのようなノリで絵を描いていくとgifアニメーションのようなものが簡単に作れます。もちろん本格アニメのようなイラストをインポートしたり、キーフレームアニメーションを作ったりいろいろできるらしいですが、さしあたりおばちゃんとしては手描きパラパラ漫画を目標にしようと思います。

 

編集しやすくする

さてレイヤー的なものの透明度的なものを操作します。訳が分かりませんがとりあえずやってみましょう。

 

 さっき出したタイムシートの左端を右クリック→オニオンスキンを有効化。

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 これで準備は完了です。

 

 

さっそく作ってみる

 1・タイムシートの1のところが青くなっているのを確認して、真ん中の画面に何か書く。とりあえず何でもいいので適当に書いてみます。

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 2・タイムシートの2を選択してまた何か書く。

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このとき、さっき書いた絵が薄赤で表示されるのでやりやすくなります。これがさっきやった「オニオンシート有効化」です。

 

うごかす

さっそく動かしてみましょう。

右側の画面をクリックしてから、下にある再生ボタンをクリック。ループ再生をクリックするとループします。

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こんなわけのわからないアニメーションができたと思います。一応ロウソクの炎のつもりです。

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あとはこの応用でパラパラ漫画方式のアニメーションが作れます。

 

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その他の基本操作

画面の拡大縮小

ctr+スクロール

画面の移動

左クリックしたままドラッグ

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フレームを消したい

右クリック→削除

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速度を変える

右下の数字をいじる。

デフォルトは24ですがパラパラ漫画をつくるなら10くらいがいいのでは。

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あとは左側のバーから色を変えたり塗りつぶしたり、普通のペイントソフトのように使えます。

Opentoonzではこのほか、本格的なセル画アニメーションやぬるぬる動くキーフレームアニメーション、フォトショップなど他のソフトで描いた絵をインポートするなどいろいろできるそうですのでおいおいやってければと思います。

 

 

参考記事

 

suisenkakimono.hatenadiary.com

 

Open Toonz を日本語化する手順・初心者だけど2Dアニメーション作ろう!

OpenToonzという無料の2Dアニメーション作成ソフトがあってとても便利そうなのですが、日本語の解説が全然ないのでおぼえがきその1。

 

OpenToonzの始め方

ダウンロード→解凍。ここまではよくあるながれ。公式チュートリアルが分かりやすかったです。

https://opentoonz.github.io/document/OpenToonz%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB_%E5%B0%8E%E5%85%A5%E7%B7%A8.pdf

 

問題はここから。まず日本語化したいのですが、すでにわからん…ていうか公式チュートリアルわかりにくすぎ

 

 

日本語化するにはこの5ステップです。

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1まず左上のFileをクリック

2ずらっと出てくるメニューの中から Preferences... をクリック

3出てくる別窓の左上、Interfaceをクリック

4下の方のLanguageから日本語を選ぶ。

5左上×ボタンでシャットダウン→再起動(ここ忘れずに)

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シャットダウン時にごちゃごちゃ言ってくるけどDiscardChangesでだいじょうぶだった。

 

 

とりあえずこれで日本語化できました!

すごく使いやすそうなツールなので、またチュートリアルを作っていきたいです。

 

 

です。